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カジュアル、スポーティが筆頭するメンズファッションですが、最近「テーラードジャケットが着たい」というお声をよくいただくようになりました。少し前までは毎日のように袖を通していたのに、いざ着ようと思うとこれがなかなか上手くいかないのです。

「ほど良いドレス感」がキーワード

・デ･ペトリロ / ウール・リネン ジャケット ¥212,300
・マリア・サンタンジェロ / リネン ワンピースカラー シャツ ¥39,600
・ロイ ロジャース / ストレッチ ブルーデニム パンツ ¥35,200
・フラテッリジャコメッティ / スウェード モンクストラップ モカスリッポン ¥117,700
・ アンダーソンズ / コンビベルト ¥18,700

久しぶりにテーラードジャケットを着ようと思い、今では当たり前になったニットスタイルで合わせて見たところ何だか気分が上がりません。10年ほど前でしょうかテーラードジャケットのインナーにニットを挟んだ時には「けしからん！」と怒られていたスタイルが昨今、それが当たり前のように受け入れられたのに今ではちょっと物足りない。時代を流れを感じますね。

そんな流れをいち早くキャッチできるのが BR ユーザーですから今の気分は「ほど良いドレス感」がしっくりくるのではないでしょうか。そんな気分を投影したスタイリングがこちらです。ニットにテーラードジャケットに慣れてしまった方でもワンピースカラーのシャツにデニム、革靴とオーソドックスですが上品で新鮮です。これにタイもありかもしれないですが、少しドレス感が強くなりすぎてしまうのであくまでも「ほど良い」を目指しましょう

ディテールでも「ほど良さ」を楽しむ

・ティト アレグレット / ホップサック調 6B 2パッチポケット ジャケット ¥173,800

６ボタンのダブルジャケットなんてコテコテのクラシックじゃんと思われるかもしれませんが、よく見るとゴールドボタン。この一見、さりげないボタン選びなんですが、存在感は抜群。上掲はスタイリングで「ほど良いドレス感」を作りましたが、こちらのジャケットなら１点だけで「ほど良さ」が演出できてしまいますね。白シャツ、ブラックデニムなんかを合わせればまさに今の気分にピッタリのコーディネートができるのではないでしょうか。